馬券選びで損している人は「組み合わせ数」を知らない
単勝、複勝、ワイド、馬連、馬単、三連複、三連単。名前を覚えるだけなら簡単ですが、実はこの馬券選び、「何点買えば当たる可能性があるのか」を理解しているかどうかで結果が大きく変わります。
今回は、それぞれの馬券の当たりやすさを「組み合わせ数」という視点から具体的な数字で解説します。感覚ではなく、計算で馬券を選べるようになることがゴールです。
◆ 単勝・複勝|同じ「1頭選ぶ」でも中身は別物
単勝は1着になる馬を、複勝は3着以内(7頭立て以下なら2着以内)に入る馬を当てる馬券です。選ぶのはどちらも1頭ですが、的中率はまったく違います。
たとえば10頭立てのレースなら、単純計算で単勝の的中率は10分の1。一方、複勝は3頭が対象になるので、単純計算で10分の3、単勝のおよそ3倍当たりやすい計算になります。
その代わり、複勝は「当たって当然」な分、配当(払戻倍率)は単勝よりかなり低くなります。人気馬の複勝が1.1倍前後になることも珍しくありません。
うまゆるのトップページで公開している「Sランク馬・複勝の回収率123.6%」は、まさにこの“当たりやすいが配当は低い”複勝で黒字を出しているという意味で、実は簡単な数字ではありません。
◆ ワイド・馬連・馬単|同じ「2頭」でも点数がまったく違う
2頭を絡める馬券は3種類あります。違いは「着順を問うかどうか」と「対象着順の広さ」です。
ワイド:選んだ2頭が両方3着以内なら的中(着順不問)
馬連:選んだ2頭が1・2着なら的中(着順不問)
馬単:選んだ2頭が1着・2着の順番通りなら的中(着順あり)
たとえば「軸1頭+相手5頭」で流し買いをする場合、馬連・ワイドは5点で済みますが、馬単で同じ相手5頭を1着固定・2着流しにすると、着順を問う分、実質的な的中条件は変わらず点数だけ同じ5点です(ただし1着固定を外すと10点に倍増)。
「着順まで読める自信があるか」で、馬単を使うかワイド・馬連にとどめるかを判断するのがポイントです。
◆ 三連複・三連単|組み合わせ数は一気に跳ね上がる
3頭を絡める馬券になると、点数は急激に増えます。たとえば「軸1頭+相手7頭」で流す場合の点数は次の通りです。
三連複(着順不問):相手7頭から2頭を選ぶ組み合わせ=21点
三連単(着順あり・軸1着固定):相手7頭から2頭を選び、さらに2・3着の順番も当てる=42点
同じ「軸1頭+相手7頭」でも、着順まで当てようとすると点数は単純に倍。さらに軸を固定せず全頭流しにすると、点数はさらに跳ね上がります。
「高配当を狙えるが、点数を増やすと結局トータルの投資額も増える」というのが三連系の最大の注意点です。的中率と配当のバランスを見ながら、点数を絞り込む工夫が欠かせません。
◆ なぜ複勝オッズは単勝より低くなるのか
競馬の払戻金は「その馬券に賭けられた金額の合計」から控除率(テラ銭)を引いた金額を、的中した人数で割って算出されます。
複勝は「3着以内なら当たる」という当てやすい条件のぶん的中する人が多くなるため、同じ売上でも1人あたりの取り分=オッズは低くなる構造です。逆に三連単のように的中者が少ない馬券ほど、1人あたりの取り分は大きくなります。
この仕組みを理解していると、「複勝で回収率100%を超えるのは、実は三連単で100%を超えるより地道な精度が必要」ということが分かってきます。
◆ 結局、どう組み合わせればいいのか
目的別に整理すると、次のような使い分けが基本になります。
コツコツ的中を積み重ねたい→複勝・ワイド(的中率重視)
本命党で手堅く回収したい→単勝・馬連(バランス型)
一撃の高配当を狙いたい→三連複・三連単(点数を絞って勝負)
うまゆる指数では、総合指数の順位に加えて「人気とのギャップ」も表示しているので、ワイドや三連複の相手選び・点数を絞り込む判断材料として活用できます。うまゆる指数ビルダー(全レース)で、実際のレースを見ながら組み立ててみてください。



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